カブラカン Cabracàn マヤの一部族キチェ・マヤ族に伝わる聖書「ポポル・ヴフ(Popol Vuh)」に見える巨魔。ヴクブ・カキシュの次男。カブラカンとは「地震」といった意味があり、彼はその名の示す通りの怪力で、山々を簡単に突き崩しては、自分は山をくつがえす男だと豪語していたという。彼は父や兄のシパクナと一緒になって人間たちを支配しようともくろんだため、神によって滅ぼされたという。 地域・カテゴリ 中南米 マヤ神話・他 文献 03