伊邪那美命

伊邪那美命

いざなみのみこと

古事記
伊邪那美神(いざなみのかみ)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
道敷大神(ちしきのおおかみ)
黄泉津大神(よもつおおかみ)
日本書紀、先代旧事本紀
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
延喜式
伊佐奈弥(いざなみ)
伊佐奈美命(いざなみのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
出雲国風土記
伊弉奈弥命(いざなみのみこと)

日本記紀神話において、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と共に国産みを行った女神。「神世七代(かみよななよ)」の最後の神。神名は「誘(いざな)う女の神」といった意味。「古事記」、「日本書紀」のほか、「先代旧事本紀」、「延喜式」、「出雲国風土記」などに言及されるほか、多くの別称をもつ(→付表:日本記紀神話 神名相関表(イザナミの項))。「火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)」を産んだとき陰部を火傷して死に、根の国(=死の国)の住人となる。伊邪那岐命が追ってきたものの、「黄泉戸契(よもつへぐり=死者の食べ物)」を食べてしまった為この世に戻れなくなり、根の国の女王となる。伊邪那岐命とともに創造神、万物を生み出す力の象徴であり、また人間の寿命を司る。根の国まで伊邪那美命を追ってきた伊邪那岐命は、ただれ様変わりした妻の様子に仰天して根の国を逃げ出し、根の国と現世との境である「黄泉津平坂(よもつひらさか)」で相対し、伊邪那岐命に向かって「地上の人間を一日に千人殺す」と言い放つ。それに答えて伊邪那岐命は「一日に千五百人の産屋を立てる」を言い放ち二人は縁を切り、それぞれ、あの世とこの世の支配者となったという。以上の説話から「黄泉津大神(よもつおおかみ)」、「道敷大神(ちしきのおおかみ)」という異称を持っている。

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  • This Page Last Updated: 2026-03-04