風天

風天ふうてん

Vāyu

意味漢訳
風大神(ふうだいじん)
風神(ふうじん)
風天(ふうてん)
音写漢訳
婆瘦(ばしゅ)
縛臾(ばゆ)
嚩庾(ばゆ)
婆庾(ばゆ)
婆牖(ばゆ)

インド神話の風の神「ヴァーユ(Vāyu)」が仏教に取り込まれ、漢字に意訳されたもの。仏教を守護する「(てん)」の一人であり、八天、「十二天(じゅうにてん)」の一尊として西北を守護する。自由な風のようにすべての人々を自在に悟りに導く神であり、敵を追い払い、名声、子孫、家畜、財産を人々に授けるという。一般的に甲冑を着た赤い体の老人として表され、手に風で翻る幢幡(旗の仏具)や戟を持ち、鹿や虎、青牛に乗った姿で描かれる。胎蔵界曼荼羅では西北の守護神として外金剛部院の西北(左下)隅に、金剛界曼荼羅では二十天の一人として外金剛部の西方(上部)に、また特に成身会では「風神」の名前で四大神の一人として西北隅(右上)に配する。

種字は「ह(ha)」、「नि(ni)」、「वा(vā)」、印相は風天印、地慧幢印、真言は「唵嚩野吠娑嚩賀(おんばやべいそわか)」、三昧耶形は風幢、幢。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-22