布袋
ほてい
日本において福徳を授けるとされる神群、七福神の一柱。敬称を付けて「布袋様(ほていさま)」と呼ばれることが多い。また「布袋和尚(ほていおしょう)」と呼ばれることもある。中国で9世紀から10世紀に生きた高僧、「契此(かいし)」が神格化されたもの。契此は日用品を入れた大きな袋を背負いながら杖をついて町を歩き、人々の吉凶や天候を占ったという。このことから「布袋」と呼ばれ、弥勒菩薩の化身として、人々に福を授ける神として信仰されるようになった。
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布袋(ほてい)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v04p015
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain七福神の一尊として
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