ヒラニヤカシプ Hiraṇyakaśipu ヒンドゥー教に登場する魔神でダイティヤの一人。名前は「黄金の座」を意味する。カシュヤパ・プラジャーパティーとディティーの間に生まれ、子供に「プラフラーダ(Prahlāda)」、兄弟に「ヒラニヤークシャ(Hiraṇyākṣa)」を持つ。ヒラニヤークシャとともに神に逆らい暴虐の限りを尽くしたため、ナラシンハ(人獅子)と化したヴィシュヌによって八つ裂きにされたしまったという。 地域・カテゴリ インド亜大陸 インド神話・ヒンズー教 文献 39