微誓耶

微誓耶びせいや

Vijayā

仏教において「誓耶(せいや)」とともに「日天(にってん)」の妃とされる二仏尊の一で「文殊菩薩(もんじゅぼさつ)」、ないし「大自在天(だいじざいてん)」の眷属とされる四姉妹天の一尊。サンスクリット名「ビジャヤー(Vijayā="完全に破ること"の意)」の音写で他に「微惹耶(びじゃや)」、「毘社耶(びしゃや)」「尾惹野(びじゃや)」、「肥者耶(びしゃや)」などと音写するほか、「無勝(むしょう)」とも意味訳される。胎蔵界曼荼羅外金剛部院の東方(上方)で日天の左手側に配される(「日天妃(にってんひ)」と呼ばれる)ほか、文殊院にはほかの四姉妹天とともに兄とされる「都牟盧天(とむろてん)」の右手側上隅に配される。四姉妹天は四波羅蜜と対応しており、誓耶は金剛界曼荼羅の「宝波羅蜜菩薩(ほうはらみつぼさつ)」に対応しているとされる。種字は「क(ka)」、「वि(vi)」、三昧耶形は棒。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-05