ヘズ

ヘズ

Hǫðr

あるいは「ホズ」。北欧におけるアサ神族の一人。オーディンが父。「バルドルの子」と呼称されることから、母親はオーディンの正妻であるフリッグであると思われる。力が強いが盲目の神で、その理由は神話では語られていない。ロキの謀略によって知らずに兄バルドルを殺害してしまった為、邪悪な性質の神ではないものの、「忌むべきアース」と呼ばれる。オーディンとリンドの間に生まれたヴァーリの手にかかり殺される。ラグナロク(終末戦争)を迎え、現在の世界が滅びたあと、ヘズはバルドルとともに死者の国から帰還して、新たな世界の神になるといわれている。

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  • This Page Last Updated: 2016-01-28