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𪄀𪃑ばんもう

Pán-mào

中国の最古の地理書とされる「山海経」の北山経中、北二次経に記されている怪鳥。北嚻山という山に棲んでいる、烏(からす)のような姿の人面の鳥で、夜行性で昼は姿を見せないという。この鳥を食べると暑気当りが治るとされる。「山海経広注」を著した吳任臣に拠れば、「異鳥人面図賛」にも「"禦暍(暑気あたりを防ぐ)"の鳥、その名𪄀𪃑」と記されているという。山海経では他にも瞿如竦斯人面鴞𩇯鳧徯といった人面鳥が紹介されている。

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  • This Page Last Updated: 2024-06-16