沫那芸神 あわなぎのかみ 日本神話に登場する水の神の一人。「古事記」では「沫那芸神」と表記され、沫那美神とともに速秋津日子神・速秋津比売神両神から生まれた神だが、伊邪那岐命と伊邪那美命の御子神「三十五神」の一柱として10番目に数えられる。「日本書紀」の一書では「沫蕩尊(あわなぎのみこと)」と表記され、天萬尊の子、伊邪那岐命の親として登場する。名前の通り、水面に立つ泡を象徴する男神と考えられる。 地域・カテゴリ 日本 記紀神話・神道 文献 21 22