天之狭霧神

天之狭霧神

あめのさぎりのかみ

日本神話に登場する神。「古事記」でのみ登場し「日本書紀」では言及されない。同訓で「天狭霧神」とも書く。「国之狹霧神(くにのさぎりのかみ)」とともに「大山津見神(おおやまつみのかみ)」・「野椎神(のづちのかみ)」の両神から生まれた神で、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と「伊邪那美命(いざなみのみこと)」の御子神「三十五神(みそぢまりいつはしら)」の一柱として24番目に数えられる。名前の通り山野の霧の神だと考えられる。本居宣長は「古事記伝」で峠を守護する境神であろう、としている。神産みの段以外では、「大国主神(おおくにぬしのかみ)」の系譜が語られる段で「遠津待根神(とおつまちねのかみ)」の親として出てくる。

埼玉県長瀞町の「簗瀬神社(やなせじんじゃ)」、滋賀県長浜市の「水上神社(みなかみじんじゃ)」、島根県奥出雲町にある「仰支斯里神社(かみきりじんじゃ)」などにおいて祀られる。

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  • This Page Last Updated: 2026-01-28