日本神話に登場する水の神の一人。「古事記」にのみ登場し「日本書紀」では言及されない。「国之久比奢母智神(くにのくひざもちのかみ)」とともに「速秋津日子神(はやきつひこのかみ)」・「速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)」両神から生まれた神だが、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と「伊邪那美命(いざなみのみこと)」の御子神「三十五神(みそぢまりいつはしら)」の一柱として16番目に数えられる。名前の「くひざもち」は「汲瓠持(くみひさごもち)」を意味し、水を汲む「ひさご」を持つ神で、灌漑を象徴する神と考えられている。