アイ・アパエク
Ai Apaec
ペルーのモチェ文化と、続くチムー文化における、天空神および創造神。天空神の息子とされる場合もある。
モチェでは人間と隔絶し山頂に住む創造神が存在し、この化身であるアイ・アパエクが積極的に人間に関与する役目を担っていたと考えられている。上下二対の剥きでた牙を持ち、蛇の形のベルトを身につけた姿で表された。また蛇の頭の耳飾り、ジャガーの頭飾りをしているときもあった。アイ・アパエクについてはまだ分かってないことも多く、この名称が神名ではなく「創ること」を意味する言葉ではないかとする研究もある。
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