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説明
インド神話における歓喜を司る女神。乳海から生まれた、或いはよく耕された美しい畑から生まれたとされる。ヴァルナやスーリヤの配偶神ともされるが、特にヴィシュヌの神妃として認知されている。蓮華に座した四臂の黄金色の体を持つ美しい女性の姿で表され、富、幸運、豊穣、美などを司る神とされる。古代インドの支配者たちはラクシュミと儀礼的な結婚を結ぶことによってその力を得ようとした。
関連項目
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参考文献
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房