"獣身人面神"(じゅうしんじんめんしん)

Shòu shēn rén miàn shén

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説明

中国最古の地理書とされる「山海経」の東山経の東次二経において言及される山神のこと。空桑之山をはじめとして曹夕之山、嶧皋之山、葛山、餘峩之山、杜父之山、耿山、盧其之山、姑射之山、北姑射之山、南姑射之山、碧山、緱氏之山、姑逢之山、鳧麗之山、䃌山に至る十六山(文中では十七山)の山神。身体は獣、頭は人間のようで觡(枝のある角)を(頭に)いただくという。この神を祀るには毛(獣のこと)は一羽の雞を用い、祈と嬰(儀式の一種)には一つの璧を用い埋めるという。
"獣身人面神"は固有名称を持たないための(サイト上の)便宜名です。

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「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v02p034
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : pubric domain

関連項目

キーワード

参考文献

  • 35山海経 中国古代の神話世界
    • 翻訳:高馬三良
    • 発行者:下中直人
    • 発行所:株式会社平凡社

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