ヘズ

Hǫðr

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説明

あるいは「ホズ」。北欧におけるアサ神族の一人。オーディンが父。「バルドルの子」と呼称されることから、母親はオーディンの正妻であるフリッグであると思われる。力が強いが盲目の神で、その理由は神話では語られていない。ロキの謀略によって知らずに兄バルドルを殺害してしまった為、邪悪な性質の神ではないものの、「忌むべきアース」と呼ばれる。オーディンとリンドの間に生まれたヴァーリの手にかかり殺される。ラグナロク(終末戦争)を迎え、現在の世界が滅びたあと、ヘズはバルドルとともに死者の国から帰還して、新たな世界の神になるといわれている。

参考文献

  • 01
    西洋神名辞典 DICTIONARY OF GODDESSES AND GODS
    • 監修:山北篤
    • 著者:稲葉義明、桂令夫、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社

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