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説明
インド神話における女の妖精の総称。「アスパラス(Asparas)」とも呼ばれる。元々は水の精だったが時代が下ると森の精と考えられるようになった。彼女らは川、雲、電光、星の中に住み、みずからの姿を水鳥に化する。また、ミヤグローダ(バニヤンの樹、榕樹)や菩提樹、バナナやイチジクの木に住むとされる。人々に精神異常や狂気を起こさせたり、修行者を誘惑し堕落させたりする。男の妖精であるガンダルヴァはアプサラスの配偶神として知られている。有名なアプサラスとして、プルーヴァラス王の妻となった「ウルヴァシー(Urvasi)」、ドゥシュヤンタ王の妻となった「シャクンタラー(Śakuntalā)」などがいる。
関連項目
参考文献
- 03幻想動物辞典 DICTIONARY OF THE MONSTER
- 著者:草野巧
- 編集:株式会社新紀元社編集部
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房
- 11シリーズファンタジー百科世界の妖精・妖怪辞典
- 著者:キャロル=ローズ
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房