ヴェスタ

ヴェスタ

Vesta

「ウェスタ」とも。ローマにおいて、ギリシアのヘスティアと同一視されたかまどの女神。また家庭の炉の守護神としても、儀式において火の化身としても崇拝された。ヴェスタに使える巫女は処女であることが求められた。神話の中ではあまり登場しないヴェスタだが、ローマの守護神とも考えられていたためにローマ市内には大規模なヴェスタの神殿が存在し、有力者はこぞって寄進をした。特に多くの女性たちがヴェスタを守り神として崇拝した。6月7日にはヴェスタの祭礼「ウェスターリア」が催された。デイ・コンセンテスの一柱だと考えられている。

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  • This Page Last Updated: 2016-01-26