ウゥルカヌス Vulcanus, Vulcan ローマにおける火と鍛冶、炉の神。シチリア島のエトナ山はウゥルカヌスの鍛冶場のある場所とされていた。イタリアのサビニ人に信仰されていたと考えられている。毎年8月23日には、魚や小動物を火の中に投げ入れるウゥルカヌスの祭礼「ウゥルカナリア」があった。共に家庭の炉の神であるマイアとヴェスタに関連があった。ギリシア神話のヘパイトスに相当する。 関連項目 デイ・コンセンテス カークス 地域・カテゴリ 南ヨーロッパ イタリア・ローマ神話 キーワード 鍛冶・鉱山・鉱業 火・炎 文献 01 09