豊石窓神

豊石窓神

とよいわまどのかみ

先代旧事本紀、古語拾遺
豊磐間戸命(とよいわまとのみこと)
延喜式
豊石窓神(とよいわまどのかみ)
豊磐間門命(とよいわまとのみこと)
その他
豊岩間戸命(とよいわまどのみこと)
豊石窓命(とよいわまどのみこと)
豊磐間戸神(とよいわまどのかみ)
豊磐窓命(とよいわまどのみこと)

「先代旧事本紀」や「延喜式」、「古語拾遺」などに言及される門を司る神の一柱。神名の「トヨ」は豊穣を表す敬称、「イワ」は岩の様に堅固であること、「マト/マド」は「真の門」を表すと考えられる。「古事記」においては「櫛石窓神(くしいわまどのかみ)」とともに「天石門別神(あめのいわとわけのかみ)」の別名と解されているが、「古語拾遺」に拠れば「布刀玉命(ふとだまのみこと)」の子神であり、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」の岩戸隠において櫛石窓神とともに瑞殿(みずのみあらか=天照大御神のために新しく作った新宮)の門の守衛に任じられたという。櫛石窓神、豊石窓神の両神は「御門神(みかどのかみ)」として皇居の四方にある御門すべてを昼夜問わず守護するとされ、「御門巫祭神八座」として四方すべてに両神が祀られる。

兵庫県篠山市にある式内社「櫛石窓神社(くしいわまどじんじゃ)」、奈良県橿原市忌部町にある「天太玉命神社(あめのふとたまのみことじんじゃ)」、賀茂別雷神社の摂社である「棚尾神社(たなおじんじゃ)」などに櫛石窓神とともに祀られる。

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  • This Page Last Updated: 2026-03-11