ドゥビエル
Dubbiel, Dubiel
グリモアに登場する霊(スピリット)ないし天使、堕天使。グリモア「レメゲトン(ソロモンの小さな鍵)」の第2部「テウルギア・ゴエティア」に拠れば、北微西を統治する君主「カバリエル(Cabariel)」配下の夜の霊の一人に数えられる。ドゥビエルの名は「ステガノグラフィア(秘密書法)」でも言及される。「ドビエル(Dobiel)」の別名ともされ、「第3エノク書(ヘブライ語エノク書)」ではペルシアの君主天使であり、「サタン(Satan)」やローマの君主天使である「サマエル(Samael, Sammael)」とともにイスラエル(の民)の不義を書板に記録し、これをセラフィム(→セラフ)に渡すという(ただしこの書板は主の意図を汲むセラフィムによって焼かれる)。