スレイプニル

スレイプニル

Sleipnir

北欧神話の主神オーディンが乗っていた八本足の名馬。名前は「滑るもの」を意味する。悪神であるロキが雌馬に化け、スヴァジルファリという巨人フリームスルスの馬と交わった時に生まれたとされる。非常に俊足で、巨人フリングニルの馬と競争したときは、相手が馬に跨るよりも速く、はるか彼方の丘を越えていたという。地上や神々の住む国だけでなく、死者たちの住む地獄にまで休むことなく走り続ける能力を持っている。この世の終わり(ラグナロク)では、怪物たちと戦う為にオーディンを乗せて戦場に赴くという。

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  • This Page Last Updated: 2016-01-14