宋帝王そうていおう
Sòng-dì wáng
仏教や道教において地獄で審判を行うとされる十王のうち、三七日の審判を司るとされる仏尊。「宋帝大王洞明善静真君(そうていだいおうどうみょうぜんせいしんくん)」とも呼ばれる。「宋」は「尊徳」、「帝」は「主君の義」を表すと解釈され、聡明知略にして冥官の崇敬が篤いという。黒縄大地獄の主とされ、文殊菩薩を本地とし、法衣と法冠を身に着けた菩提円満相で表される。
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宋帝王(そうていわう)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v03p025
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain十王(十王經之說)の一尊(第三)として
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三七日文殊師利菩薩 宋帝王
1804
藤原行秀 写
「十王寫(じゅうおううつし)」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain
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