"人面三首神"じんめんさんしゅしん
Rén miàn sān shǒu shén
中国最古の地理書とされる「山海経」の中山経の中次七経において言及される山神のこと。苦山(休輿之山、鼓鍾之山、姑媱之山、苦山、堵山、放皋之山、大𩇵之山、半石之山、少室之山、泰室之山、講山、嬰梁之山、浮戲之山、少陘之山、太山、末山、役山、敏山、大騩之山の十九山)の神のうちの三神のことで、人間の姿だが頭が三つあるという(あとの十六神は"豕身人面神")。苦山、少室、太室(泰室のことか)の神がこの三神に当たるという。この神を祀るには太牢(牛・羊・豚の供物)、嬰(儀式の一種)には吉玉を用いよと記されている。
※"人面三首神"は固有名称を持たないための(サイト上の)便宜名です。
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神
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v02p053
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain其神狀皆人面而三首
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