"人面牛身神"じんめんぎゅうしんしん
Rén miàn niú shēn shén
中国最古の地理書とされる「山海経」の西山経の西次二経において言及される山神のこと。钤山をはじめとして、泰冒之山、數歷之山、高山、女牀之山、龍首之山、鹿臺之山、鳥危之山、小次之山、大次之山、薰吳之山、厎陽之山、眾獸之山、皇人之山、中皇之山、西皇之山、萊山に至る十七山のうち、七山の神であり、人頭牛身の姿をしているという(後の十山は"人面馬身神")。四つ足で一臂で杖を持つとされ、またこの神々は飛獣の神だという。祀る時は
少牢(羊と豚)を供し、祭壇は白い菅(すげ)で席(むしろ)を設けるべきだと記されている。
※"人面牛身神"は固有名称を持たないための(サイト上の)便宜名です。
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神
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v01p039
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain其七神皆人面而牛身四足而一臂操杖以行是為飛獸之神
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