"豕身人面神"

"豕身人面神"ししんじんめんしん

Shǐ shēn rén miàn shén

中国最古の地理書とされる「山海経」の中山経の中次七経において言及される山神のこと。苦山(休輿之山、鼓鍾之山、姑媱之山、苦山、堵山、放皋之山、大𩇵之山、半石之山、少室之山、泰室之山、講山、嬰梁之山、浮戲之山、少陘之山、太山、末山、役山、敏山、大騩之山の十九山)の神のうちの十六神(残り三神は"人面三首神")のことで、体は豕(いのしし)で頭部は人間といった姿をしているという。この神を祀るには毛(獣のこと)の牷(いけにえ)として一匹の羊の羞(ご馳走)を、嬰(儀式の一種)には一つの藻玉を用いてこれを埋めよと記されている。
※"豕身人面神"は固有名称を持たないための(サイト上の)便宜名です。

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  • This Page Last Updated: 2021-06-04