師子宮

師子宮ししぐう

Siṃha

密教の宿曜道における十二宮の一つ。サンスクリット名を「シンハ(Siṃha)」といい、ライオン(獅子)を意味することから師子宮、「獅子宮(ししぐう)」、「師子神主(ししじんしゅ)」と訳すほか、音から「𦂅呵(しんか)」とも呼ばれる。西洋占星術における獅子座にあたり、期間としては立秋から処暑に至るまで(7月から8月にかけて)を指す。また二十七宿の星宿張宿翼宿にあたる。官位や財福を司るとされ、胎蔵界曼荼羅では北方(左側)に獅子の姿で描かれる。

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  • This Page Last Updated: 2021-07-06