真達羅大将しんだらたいしょう
Kiṃnara Mahā-senāpati
仏教において夜叉の頭領の一人であり、薬師如来の眷属である十二神将の一人。サンスクリット名を「キンナラ・マハーセーナーパティ(Kiṃnara Mahā-senāpati)」といい、「眞特羅(しんとら)」とも訳される。「キンナラ(kiṃnara)」は元々は半人半馬の怪物を示す言葉で、他にも天竜八部の一衆として「緊那羅(きんなら)」の名で仏教に取り入れられている。普賢菩薩を本地とし十二支のうち酉ないし寅の神とされる。
- 画像
-
- 画像を開く
-
眞逹羅大將(しんだつらたいしやう)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v04p002
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain藥師十二神將(→十二神将)の一尊(寅)として
-
- 画像を開く
眞陀羅大將
国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 天之巻」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain青色の身色で天衣と甲冑を身に着け笑怒相。頭上に鶏首を戴き左手は下へ伸ばし開き、右手は大刀を持つ。
- 地域・カテゴリ
-
- キーワード
-
- 文献