シーヘアー
Sea Hare
「海ウサギ」の意。中世ヨーロッパの民間信仰において信じられた海の怪物。魚の体にウサギの足、耳、頭がついていて、耳の後ろにヒレがあるという。陸のウサギと異なり獰猛で、手の届くところにいる生物は見境なく襲い掛かり、獲物と見るや遠くても執拗に追いかけてくるという。当時の旅行家や船乗り達が自分の手柄を誇張した話から生まれたと考えられる。また当時は海や空にも陸のものと似た生物が住んでいると信じられていた。
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