女媧じょか
Nu-gua
中国の伝説上の人頭蛇体の女神。三皇(三皇五帝)の一人であり、同じく三皇である伏羲の妻(猫(ミャオ)族の神話上では伏羲の妹)。天を支える四本の柱が折れたとき、五色の石を練って青空の割れめを修繕し、大亀の足を切って、天を支える柱にしたとされる。また、女媧は人類創造の神といわれており、様々な神と一緒に人間を作ったとか、あるいは伏羲と二人で人類の祖になったとか、たった一人で泥をこねて人間を作ったとか様々な神話が残されている。また婚姻制度を整えたのも女媧だとされている。
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女媧
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v04p024
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain有神十人 名曰女媧之腸〔或作腹〕 化為神 處栗廣之野〔女媧古神女而帝者人面蛇身一日中七十變其腹化爲此神栗廣野名媧音瓜〕 横道而處〔言斷道也〕