ロオ
Ro'o
ソシエテ諸島のタヒチにおけるロンゴ。呪文の神とされる。ロオへの祈りは悪霊を追い払うことによって様々な病気や怪我を治すために行われる。このためロオには「ロオ・イ・テ・ヒリポイ(Ro'o-i-te-hiripoi)=苦悩するロオ」、「ロオ・アニニア(Ro'o-aninia)=眩暈のするロオ」、「ロオ・トゥイアロハ(Ro'o-tuiaroha)=気の遠くなるロオ」、「ロオ・イ・テ・モヒモヒ(Ro'o-i-te-mohimohi)=弱々しいロオ」、「ロオ・テ・ハママ(Ro'o-te-hamama)=あくびの出るロオ」などの、病気の症状に応じた数多くの別名がある。