轆轤首
ろくろくび
日本の妖怪。「ろくろっくび」とも呼ばれる。また、「飛頭蛮(ひとうばん)」の名で紹介されたこともあるが、これは中国の似たような妖怪の呼び名である。昼は人間と全く同じ姿で、人間として生活しているが、夜眠っている時だけ首だけが数メートルも伸びる。が、眠っているので自覚症状が無い場合が多い。そのため一説に不完全な幽体離脱、或いはエクトプラズムの一種だったのではないかとも言われる。首が伸びる時は細長い煙のようなものが出てきてくるとも言う。
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古葛籠の飛頭獠(ふるつつらのろくろくび)
一寿斎芳員画「百種怪談妖物雙六」より
国立国会図書館蔵
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