生石大明神
おいしだいみょうじん
日本における大石を神格化した神の一種であり、「御石明神(おいしみょうじん)」とも呼ばれる。「生きた石」と書く通り、石を生命あるものとして信仰するもので、その本宮は「延喜式神名帳」に記される相模国の式内社十三座のうちの一社である「石楯尾神社(いわたておじんじゃ)」だと考えられている。また「新編相模国風土記稿」に拠る石楯尾神社の社伝によれば、神武天皇(→神倭伊波礼毘古命)の東征の際に携えた「天磐楯(あめのいわだて)」を日本武尊が相模国に鎮護の神として祀ったことから始まりとされる。
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