オボハヅ Obechad パラオの創世神話に見える女神。人間の祖と称される(「ハヅ」は「人間」の意)。ラッツムギカイから生まれ、独り身にして女神ツランを産んだ。蟲魚草木を生じ、人間にハラマルル樹をすって火を起こすことも教えたという。そのためか竈神(かまどがみ)として最近まで信仰されていた。 関連項目 ウヘル・ア・ヘリヅ 地域・カテゴリ 環太平洋 ミクロネシア パラオ諸島 文献 02