鳩槃荼くはんだ
kumbhāṇḍa
- 意味漢訳
- 甕形鬼(おうぎょうき)
- 吸人精気(きゅうにんしょうき)
- 噉人精気(たんにんしょうき)
- 冬瓜鬼(とうがんき)
- 音写漢訳
- 弓槃荼(きゅうばんだ)
- 拘辨荼(くべんだ)
- 鳩槃荼(くはんだ・くぱんだ)
- 鳩槃荼鬼(くはんだき)
- 鳩槃荼夜叉神(くはんだやしゃじん)
「くばんだ」とも発音する。仏教における悪鬼の一種。インド神話に登場する「クンバーンダ(kumbhāṇḍa)」が仏教に取り込まれたもの。「クンバーンダ」とは「甕の形の睾丸」という意味を持ち、その名の通り甕の如く大きな睾丸を持つ種族とされる。このため、「甕形鬼(おうぎょうき)」、「冬瓜鬼(とうがんき)」などとも呼ばれる。また精気を食らう、吸うという性質により「噉人精気(たんにんしょうき)」、「吸人精気(きゅうにんしょうき)」とも呼ばれる。「八部鬼衆(はちぶきしゅう)」の一尊で「薛茘多(へいれいた)」(→餓鬼)とともに「増長天(ぞうじょうてん)」の眷属とされる。胎蔵界曼荼羅では「鳩槃荼女(くはんだにょ)」とともに外金剛部院の南(右)方に配される。
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![鳩槃荼の画像[1]](/img/space.png)
鳩槃荼
国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 天之巻」より
国立国会図書館蔵
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