香王菩薩

香王菩薩こうおうぼさつ

Gandharāja

意味漢訳
香王(こうおう)
香王観音(こうおうかんのん)
香王菩薩(こうおうぼさつ)
音写漢訳
健陀曷羅社(けんだかつらしゃ)

仏教における菩薩の一尊。サンスクリット名を「ガンダラージャ(Gandharāja)」といい、「香る王」といった意味を持つため香王菩薩と訳す。また「観音菩薩(かんのんぼさつ)」の一種とも考えられ、「香王観音(こうおうかんのん)」の名でも呼ばれる。一切衆生に隈なく福を施す仏尊であり、香炉から出る香りが辺りに隈なく行き届くのと同じように、その功徳が法界に行きわたるとされる。その像容は白色の身色で天冠を戴き、右手は施無畏印で五指から甘露を垂らし(五道の衆生に施される福を象徴する)、左手は蓮華を持ち胸に当てる。また上には傘蓋を、右手の先には三匹から五匹の黒鬼が描かれる。種字は「ग(ga)」、「गं(gaṃ)」、三昧耶形は蓮華、宝器。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-24