魚宮

魚宮ぎょぐう

Mīna

密教の宿曜道における十二宮の一つ。サンスクリット名を「ミーナ(Mīna)」といい、魚宮と訳すほか、「双魚宮(そうぎょぐう)」、「二魚宮(にぎょぐう)」、「天魚神主(てんぎょじんしゅ)」とも呼ばれる。また音から「弥那(みな)」とも呼ばれる。西洋占星術における魚座にあたり、期間としては啓蟄から春分に至るまで(2月から3月にかけて)を指す。また二十七宿の室宿壁宿奎宿にあたる。昇進や仕事を司るとされ、胎蔵界曼荼羅では南方(右側)に二匹の魚の姿で描かれる。

種字は「मी(mī)」、「मि(mi)」、真言は「唵弥那波多曳莎呵(おんみなはたえいそわか)」。

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  • This Page Last Updated: 2021-07-06