ゲシュティンアンナ Geshtinanna, Ngeshtin-ana シュメールにおける冥界の女神。名前は「天の葡萄(の女主人)」を意味する。ドゥムジの姉妹でありニンギシュジダの妻。冥界に捕らわれたドゥムジが地上で活動できるように、身代わりとして一年の半分を冥界で過ごしているという。後にバビロニアの女神「ベレト・セリ(Belet-Seri)」と同一視され、冥界の書記官とされた。 地域・カテゴリ 西アジア アッシリア・バビロニア キーワード 死・冥界 文献 40