風の三郎様
かぜのさぶろうさま
日本の新潟県、福島県、長野県などにつたわる民俗信仰における風の神。「風の神の三郎様(かぜのかみのさぶろうさま)」とも呼ばれる。黒牛に乗っているとされる。昔獅子に追われたことがあるので獅子が嫌いで、風の三郎様を祀るお宮では獅子舞はしないことになっている。また新潟県の東蒲原郡太田村では、村の入り口に小屋を作ってわざと壊すことにより風の三郎様に除けて通ってもらう、という神事が営まれている。
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