猲狙

猲狙かつそ

Hè jū

中国最古の地理書とされる「山海経」の東山経の東次四経に言及される獣。北號山という山に棲んでいて、全体的には狼のような姿だが首(頭部)は赤く目は鼠のようで豚のような声をしているという。北號山にはほかに鬿雀という鳥がいるが、どちらも人を食べるという。郝懿行は「玉篇」「廣韻」を引いて猲狙は間違いで「獦狚(かつたん/Hé dàn)」が正しいのではないかと注している。

画像
猲狙の画像[1]サムネイル
地域・カテゴリ
キーワード
文献
  • This Page Last Updated: 2021-06-16