神直毘神 かむなおびのかみ 日本記紀神話に登場する神の一柱。古事記では「神直毘神」、日本書紀では「神直日神」と記述される。「かむ」は美称で「なおび」は「直す」の意で「枉(まが)=禍(まが)」に対応している。つまり穢れを直す神と解釈できる。伊邪那岐命が黄泉国(よもつくに)から帰ってきて、黄泉の穢れを洗い落とすために禊をしたとき、大禍津日神、八十禍津日神に続いて、大直毘神とともに穢れを直すために生まれたとされる。 関連項目 伊豆能売神 祓戸大神 地域・カテゴリ 日本 記紀神話・神道 文献 21 22