開明獸かいめいじゅう
Kāi míng shòu
中国最古の地理書とされる「山海経」の海内西経の項に記される聖獣。西北にあり帝(天帝)の下都(下界に立てた都)であるという昆侖虚(崑崙の丘)の九つある門を守る役目を負っているという。その姿は巨大で、全体的には虎に似ているが、顔は九つの人面で、東に向いて昆侖の上に立っているという。
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開明獸
「山海經(せんがいきょう)」(不明)より
ページ:v03p034
郭璞(伝)著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain開明獸身大類虎而九首 皆人面 東嚮立昆侖上
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