イツパパロトル Itzpapálotl 現メキシコの乾燥地帯に住んでいたチチメカ人の主神で大地の神。アステカの神体系に取り込まれた。名前は「黒曜石の蝶」を意味する。アステカの20ある暦日(センポワリ)の16番目「コスカクアウートリ(ハゲ鷹)」を司る。ときにミシュコアトルの母親とされる。ジャガーのかぎ爪をもって描かれる時は、「暗黒の精霊」ツィツィミメの一人としての姿である。 画像 画像を開く イツパパロトル(Itzpapálotl) 1898 「ボルギア絵文書(Codex Borgia)」より ロストック大学図書館(Universitätsbibliothek Rostock)蔵 Copyright: public domain 画像を開く イツパパロトル(Itzpapálotl) 1901 「テリェリアーノ・レメンシス絵文書(Codex Telleriano-Remensis)」より ロストック大学図書館(Universitätsbibliothek Rostock)蔵 Copyright: public domain 地域・カテゴリ 中南米 アステカ神話 中南米 その他 キーワード 虫類・甲殻類 画像有り 文献 33