インブンチェ
Imbunche, Invunche
チリの伝説、伝承に登場する二足歩行の怪物。丸々と膨れてまるで毛皮で出来た風船のような体をしているので「革の王者」と呼ばれることもある。入り口が湖の底にしかない洞窟の中に住んでいる。インブンチェが洞窟から出ることは無いが、手下であるトレルケフエクヴェを使って若い娘を湖岸からさらい自分の所まで持ってこさせ、その血をすするという。洞窟から外に出ないインブンチェを退治することが難しいが、体に穴を空けることが出切れば「水ぶくれを潰すように」簡単に殺すことができる。
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