白象王菩薩

白象王菩薩びゃくぞうぼうぼさつ

Pāṇḍara-gaja-rāja

仏教において二十五菩薩に数えられる菩薩の一尊。名前はサンスクリット名である「パンダラ・ガジャ・ラージャ(Pāṇḍara-gaja-rāja)」(”白い象の王”の意)を漢訳したもの。象が力強い足で大地を踏みしめるように万法を具足し、また象の大力のように大きな慈悲の力で衆生を導く菩薩とされる。二十五菩薩中の尊容は、天衣をまとい笛を吹き蓮の上に立つ、あるいは座った姿で表される。

画像
白象王菩薩の画像[1]サムネイル
地域・カテゴリ
キーワード
文献
  • This Page Last Updated: 2022-12-11