バール

バール

Baal

グリモアに登場する悪魔の一。「バエル(Bael, Baëll)」、「バル(Bal)」、「バヤル(Bayal)」、「ベル(Bel)」などの名でも呼ばれる。フェニキア神話の豊穣神「バール(Ba'al)」が元となった存在で、「ゾハル」では天使「ラファエル(Raphael)」と同等視されるが、「レメゲトン(ソロモンの小さな鍵)」の第1部「ゴエティア」や「悪魔の偽王国」ではソロモン王に封印されたとされる72柱の魔神の一人("ソロモンの霊")である。それに拠れば、東方を領し66の軍勢を率いる王とされ、猫、ヒキガエル、人間の姿、あるいはそれらの姿を同時にとるという。しわがれた声で話し、人間を透明にする力があるという。「地獄の辞典」ではバールとバエルは異なる存在として扱われ、バールは異教を主宰する邪神、バエルは王冠をかぶった人間と猫、ヒキガエルの頭を持った蜘蛛のような悪魔として描かれている。「グラン・グリモア(大奥義書)」ではバエルの名で「アガレス(Agares)」、「マルバス(Marbas)」とともに「ルキフゲ・ロフォカレ(Lucifuge Rofocale)」の配下とされる。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-01