アウォナウィロナ

アウォナウィロナ

Awonawilona

ネイティブアメリカンの一部族、ズーニー族の神話で、「全てを包容する者」とされる両性具有の存在。

一切が闇と空虚であったとき、様々な思念から霧を創造したという。霧が濃くなるとそれは雨となり、原初の空虚を広大な海洋で満たした。そしてアウォナウィロナ自身は太陽となった。さらにアウォナウィロナは自分の一部を剥いで、海洋の上に緑なす苔としておいた。この苔は固まると2つの巨大な被造物となり、永遠と結びつくようになった。この二つは母なる大地「アウィテリン・ツィタ」と父なる天「アポヤン・タチュ」となった。

地域・カテゴリ
キーワード
文献
  • This Page Last Updated: 2015-11-09