アタール

アタール

Atar

もしくは「アータル」とも。ゾロアスター教において火を司る神霊。「アードゥル(Adur)」、「アーダル(Adar)」とも呼ばれる。ヒンドゥー教の火の神「アグニ(Aguni)」がその元であるとされる。火を崇高のものとするゾロアスター教で数多くの天使や精霊の中でも力が強く善なるものとされた。「崇拝に値する者達」「ヤザタ(Yazata)」の一人で、「アフラ・マズダ(Ahura Mazdāh)」の息子といわれる。人間に安楽と知恵をもたらし、世界を邪悪から守るといわれていた。勇敢な戦士だとも言われており、賛歌「ザムヤード・ヤシュト」においては「クワルナフ(光輪)」を手に入れるために悪竜「アジ・ダハーカ(Aži Dahāka, Azi Dahaka)」と激しい戦いを繰り広げたとされる。稲妻であるとも考えられ、雨を降らせないことで旱魃を起こそうとした悪魔を退治したとも言われている。

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  • This Page Last Updated: 2015-11-09