アビー・ラバー
Abbey lubber
イングランドの民間伝承に伝わる小悪魔。名前は「大修道院のでくの坊」という意味。修道院に棲んでいて敬虔な修道士達を誘惑して酒浸りにさせたり、贅沢な生活に溺れさせたりすることで彼らを堕落させ、地獄に落ちるように仕向けるという。15世紀以降の堕落した修道院に向けられた人々の不満が生み出した悪魔といえる。またアビー・ラバーは食料室の精霊としても知られる。
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