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説明
ヒンドゥー神話において、富の神クベーラに仕える者。固有名称ではなく、大勢のヤクシャがいる。また、女性のヤクシャは「ヤクシニー」と言う。仏典では夜叉(薬叉)という。ヒマラヤに住み、秘宝の番をしている。通常、短い手足に太鼓腹の姿をしており、自然界の神秘的な存在(=精霊)であり、守護神で、豊穣をもたらす者として崇拝される。ヤクシニーは慈悲深いが、執念深くもあり、時には子供を食べることもあるという。
関連項目
参考文献
- 03幻想動物辞典 DICTIONARY OF THE MONSTER
- 著者:草野巧
- 編集:株式会社新紀元社編集部
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房