シャスティ

Sasti, Shashthi, Ṣaṣṭhī

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説明

インドにおいて家庭と子供を守護するとされる女神。名前は「第6」を意味し、各月の6日目に礼拝が行われる。元々はインド東部で民間信仰されていた神と考えられている。豊穣と多産の神でもあり、不妊の者でも子供を授けるとして、特に女性に信仰されている。

多くは猫に乗った女性の姿で表されるが、膝に子供を乗せたり、子供を連れていたりする女性、あるいは黒猫そのものなど、いろいろな姿で表される。元々はスカンダの養母の一人とされたが、今ではスカンダの妻の一人である「デーバセーナ(Devacena)」と同一視されている。

キーワード

参考文献

  • 02
    東洋神名辞典 DICTIONARY OF DETIES AND DEVINES
    • 監修:山北篤
    • 著者:桂令夫、草野巧、久保田悠羅、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社

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